第105回全国高校野球選手権記念大会 土浦日大のベスト4進出軌跡

第105回全国高校野球選手権記念大会

2023年8月6日、第105回全国高等学校野球選手権記念大会が開幕。茨城県代表の土浦日大は、初戦で上田西(長野)に8-3で勝利し、2回戦で九州国際大付(福岡)に3-0で勝利。3回戦では専大松戸(千葉)に10-6で勝利、準々決勝で八戸学院光星(青森)に9-2で勝利。準決勝では慶応(神奈川)に0-2で惜敗したものの、初のベスト4進出を果たした。

土浦日大の春夏通じ初のベスト4進出は、同校にとって初の快挙!!

以下に、その軌跡を振り返る。

1回戦:対上田西(長野)8-3

開会式直後の1回戦(初戦)上田西戦は、終盤まで続いた接戦は土浦日大が制した。延長10回タイブレイク1死満塁で、代打の飯田が粘って左前に勝ち越し打。2死から5連打で加点し一気に突き放し勝利した。

2回戦:対九州国際大付(福岡)3-0

2回戦の九州国際大付戦は、土浦日大の3投手が無失点で継投。先発の小森は制球に苦しみながらも140キロ台の速球で押し5回1安打の好投。伊藤彩、藤本もそれぞれ2回を抑え完封リレーで勝利した。

3回戦:対専大松戸(千葉)10-6

3回戦の専修大松戸戦は、3回0-6からの逆転勝利。3回、5単打などで5点を返し、同点の5回は押し出し死球で勝ち越し。さらに後藤の左前適時打で2点を加えた。専大松戸は3回途中から救援した左腕藤本が専大松戸の追撃を許さず勝利した。

準々決勝:対八戸学院光星(青森)9-2

準々決勝の八戸学院光星戦は、3回に3点を先制し、リードを守り切った。八戸学院光星は、春の選抜大会で優勝した強豪校だったが、土浦日大の土浦日大の継投が奏功し準決勝進出へ貢献した。

準決勝:対慶応(神奈川)0-2

準決勝の慶応戦は、0-2で惜敗した。土浦日大・伊藤彩、藤本の2投手は緩急を上手く使い慶応打線を苦しめたが、6犠打で走者を確実に進め、うち2度が得点に結びつき僅差で敗れた。
慶応は、103年ぶりの決勝進出を果たした。

土浦日大の強さの要因

土浦日大のベスト4進出の要因は、以下の3つが挙げられる。

投打のバランスの良さ

土浦日大は、投手陣が安定し、打線も強力だった。

粘り強いプレー

土浦日大は、どんな状況でも諦めない粘り強いプレーが持ち味だった。

地元の熱い応援

土浦日大は、地元の熱い応援を背に戦った。

土浦日大のベスト4進出が茨城県に与えた影響

土浦日大の春夏通じ初のベスト4進出は、茨城県の高校野球界に大きな影響を与えた。茨城県勢では2003年に優勝した常総学院以来20年ぶりのベスト4進出。

土浦日大の活躍は、多くの人々に感動を与え、茨城県の高校野球界を盛り上げた。また、土浦日大のベスト4進出は、茨城県の高校野球への注目度を高め、今後のさらなる発展につながることが期待される。

 

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